2025/09/11 (更新日:2025/09/11)
なぜ「オスグッド病」を早く改善できるのか?
小中学生に多い膝の痛み「オスグッド病」
〜たかこ整骨院での症例と気づき〜
小中学生、とくにスポーツを頑張っている子に多いのが「オスグッド病」です。
当院でも非常に多くの相談をいただき、結果が出て喜んでいただいています。
よくある説明「太ももの前の筋肉が原因」って本当?
オスグッド病について調べると、多くのサイトや本に
「太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が原因」
と書かれています。
私も昔はそれを信じて施術をしていました。
しかし、現場で患者さんに対応していく中で違和感を覚えました。
なぜなら…
膝が痛い子が太ももの前をストレッチすると、痛みが逆に強くなってしまう ことが多かったのです。
「本当に原因はそこなのか?」
そう思った私は、オスグッド病の謎を解くために ハワイ大学の人体解剖研修に2度参加 しました。
そこで大きなヒントを得て、日本に戻り実践したところ、痛みを減らすことができるようになったのです。
実はカギを握る“5つの筋肉”
オスグッド病の改善には、次の筋肉が大きなポイントになります。
-
膝窩筋(しっかきん)
-
大腰筋(だいようきん)
-
外閉鎖筋(がいへいさきん)
-
中臀筋(ちゅうでんきん)
-
大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)
これらのバランスが崩れて 「腓骨荷重」 という状態になると、膝に強い痛みが出てしまいます。
さらに、大腿神経・閉鎖神経・坐骨神経といった「神経の働き」も関係しています。
ですが、基本的にはこの5つの筋肉にアプローチすることで改善に導くことが可能です。
もし今、膝の前しかケアしていないなら…
まだ「太ももの前の筋肉」ばかりをほぐしているだけの施術を受けているとしたら、痛みが長引いてしまうかもしれません。
お子さんの大切なスポーツ人生を守るために、ぜひ一度当院にご相談ください。
👉 成長期特有の膝の痛み「オスグッド病」でお悩みの方、
「本当に原因にアプローチできているのか?」を確認してみてください。
私たちは20年以上の臨床経験と解剖学的根拠をもとに、痛みの黒幕を一緒に探し出します。