2025/07/13 (更新日:2025/07/13)
こんにちは、たかこ整骨院です。
当院には日々さまざまな年齢層の方が来院されますが、最近特に増えているのが
「成長期のスポーツ障害」でお悩みのお子さんたちです。
なかでも多いのが、踵が痛くなる「シーバー病」や、膝の前側が痛む「オスグッド病」といった成長痛。
このような症状でお困りの親御さんからは、
「運動のしすぎでしょうか?」「成長期だから仕方ないですか?」
という質問をよくいただきます。
しかし、私たちがいつもお伝えしているのは――
**「痛みはあくまで結果であって、原因ではない」**ということです。
つまり、踵や膝が痛いからといって、そこに原因があるとは限らないのです。
では、原因はどこにあるのか?
それは、**「お尻=股関節周囲の筋肉」**にあることが非常に多いのです。
股関節まわりの筋肉、とくにお尻の筋肉が硬くなると、下半身全体の動きが制限され、膝や踵に余計なストレスがかかります。
この結果、シーバー病やオスグッド病といった痛みが出てくるわけです。
成長期は骨が急激に伸びる時期で、筋肉や腱の柔軟性が追いついていない状態。
このアンバランスさが、股関節やお尻の硬さを引き起こし、さまざまな二次的なトラブルを生むのです。
逆にいえば、股関節、特にお尻まわりをしっかりケアすることで、痛みの予防・改善に大きな効果があるということです。
そこで今回は、当院でも指導している【お尻のストレッチ】を動画でご紹介します!
ご自宅で簡単にできて、継続すれば痛みの軽減にもつながります。
痛みのある部分だけに注目するのではなく、
「本当の原因=黒幕」
を見つけて解消することが、治療においてもっとも大切なことだと、私たちは考えています。
お子さんの成長痛でお悩みの方、なかなか痛みが改善しないという方は、ぜひ一度ご相談ください。
たかこ整骨院では、根本原因にアプローチする施術と、セルフケアの指導をセットで行っています。
未来ある子どもたちの「痛みのない日常」を一緒に取り戻していきましょう!